子供の頃のマンガとか、アニメとか!80年代頃?の作品たち
我々団塊ジュニア世代が、子供の頃に読んでいたマンガや、テレビでやっていたアニメにはどんなものがあったか、みなさん覚えていますか?
今でこそ、大人でもマンガを読んだり、アニメを見たりするのが当たり前のような文化になっていますが、昔はやっぱりマンガやアニメは子供のためのものでしたよね。
マンガやアニメに、いろいろなことを教わったような気がします。
ということで、今回は自分が子供の頃に読んだり見たりしてきた、マンガやアニメを思いつくままに、つらつらと書いて行こうと思います。
目次
作家さん別
同じ作家さんのいろいろな作品を読んだり見たりしていました。
代表的だと思う作家さんを上げていきたいと思います。
あだちみつる先生
私たちが子供の頃は、あだちみつる作品がたくさんありました。
あだち先生の作品は、スポーツをしている高校生が主人公のものが多かったですよね。
その中でも、高校野球を題材にしているものが多かったです。
子供の頃にあだち作品を読んで、野球の基本的なルールを知らないうちに覚えてしまっていました。
「犠牲フライ」とか「タッチアップ」とかの野球用語やルールは、全部あだち作品で学んだ気がしますね。
ちょうど、あの甲子園を沸かせたKKコンビがプロ野球に入ってきたころと重なったので、野球を見るきっかけになったかもしれません。
もし、子供の頃にあだちマンガを読んでいなかったら、野球に興味を持つこともなかったのではないでしょうか。
タッチ
やっぱり、あだちみつる先生の代表的な作品と言えば『タッチ』ですよね~。
双子の兄弟・タッちゃんとカッちゃん、お隣さんの幼なじみ南ちゃんの三角関係が切ない、青春マンガでした。
テレビアニメ化もされましたが、原作マンガも全巻持っている同級生がいっぱいいました。
3人が主人公のマンガだと思っていたのに、割と序盤で双子の弟・カッちゃんが死んでしまったのはショックでしたね。
あの霊安室のシーン…
「うそみたいだろ、死んでるんだぜ」っていうタッちゃんのセリフとか、
高架下で泣く南ちゃんとか…
あえて、説明とか、セリフとかが少ない感じが…
胸が詰まる感じでしたね。
けっこうな長編で、いろんな登場人物がいたのも印象的でした。
コータローくんとか、新田君とか、鬼監督の柏葉英二郎とか…
みんな愛すべきキャラクターでしたね。
南ちゃんちの愛犬パンチも可愛かったですね。
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陽あたり良好!
わたしが個人的に初めて出逢ったあだち作品は『陽あたり良好!』でした。
のちにアニメにもなりましたが、最初の出会いはドラマでした。
子供の頃に実写ドラマをやっていて、たぶん初めて見たのは再放送だったと思うんですが、それがなんとなくハマってしまって、原作がマンガだと知り、父親に会社帰りに買ってきてと頼んだ記憶があります。
ちなみに、ドラマ版には竹本孝之さんとか伊藤さやかさんとかが出てましたね。
若い人たちは分からないですよね。
父親がマンガ本を買ってきてくれたのですが「子供向けのマンガ本を頼まれたと思っていたのに、高校生が主人公のマンガだったからビックリした」というようなことを言われましたね。
「別に大人のイヤラシイ漫画じゃないんだから、いいじゃん!」とか思ったのを覚えています。
ウチの父は、小学生はギャグ漫画みたいなのしか読まないと思ってたみたいです。
このマンガにも、高校野球のシーンがたくさんでてきました。私はたぶん、このマンガで初めて野球というスポーツに出会ったような気がします。
他にも自分が知らない昔のヒット曲とか、芸能人の名前とかもいろいろ出てきていたので「へ~」って感じでした。
浅田美代子さんが、むかし吉田拓郎さんと結婚してたこととかも、このマンガで知ったんですよね~。
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みゆき
これもアニメ化されてましたよね。
主題歌とか、エンディング曲とかも印象的でした。
義理の兄・妹の恋のお話でした。いま思うと、ちょっとアブナイ話かもですが、でも
あだち作品はみんな、純愛というか、めっちゃプラトニックで、まじめな主人公ばかりなので、変な感じはなかったですよね。
エンディング曲になっていた「H2O」の『想い出がいっぱい』は卒業式なんかでも使われたりしました。
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このほかにも『ナイン』とか『H2』とかいろいろありました。
高橋留美子先生
高橋留美子さんの作品も、いろいろありますね。
アニメ化されているものもたくさんあって、主題歌が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
めぞん一刻
さえないけど優しい浪人生・五代さんと、下宿の管理人さん・響子さんのじれったいラブストーリーでした。
これもけっこう長編でしたよね。
「未亡人」とか「下宿」とか、ちょっと妖しげなキーワードがでてきますが、めちゃくちゃ純愛でした。
住人たちもみんなメチャクチャな人たちばかりでしたね。
犬の惣一郎さんの表情とか、鳴き声とかも面白かったですが、
思い合っているのに、なかなか進展しない二人がもどかしかったですね。
斉藤由貴さんの『悲しみよこんにちは』がテーマ曲になっていました。
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うる星やつら
代表作というと『うる星やつら』を上げる人も多いかもしれないですね。
もちろんアニメ化されていて、ラムちゃんとあたるの声も思い浮かびますよね。
昔のアニメって、いまのアニメと違って、どんなに過激な格好していても全然いやらしい感じには見えなかったですよね。
今のアニメは、まじでイヤラシイ感じが出ちゃってるものがあるので、小学生には見せられん!って感じのも多いですが、ラムちゃんは、全然いやらしくなかったですね。
怪しげな登場人物も多かったですね~。チェリーとか…半漁人とか…。
可愛いけど小生意気なテンちゃんもいましたね。
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このほかにも『らんま1/2』とか『犬夜叉』とか、たくさんありますよね。
りぼん、なかよし、マーガレット…
小学生女子は、だいたいこの3誌あたりを定期購読していたのではないでしょうか。
発売日になると、小さい弟に買いに行かせたりもしてましたね。
わたしは『りぼん』派だったので、『なかよし』や『マーガレット』はあまり買ったことがないのですが、作品名くらいは知ってますね。
小学生のお小遣いで買うのですから、全部買うというわけにはいきません。なので、必然的に〇〇派という感じになっちゃいますよね。
そんなわけで、わたしは『りぼん』に載ってた作品しか、よくわかりません。
ちびまる子ちゃん
もしかしたら、今年(2018年)一番ショックな出来事だったかもしれません。
あの「さくらももこ」さんが、こんなに早く亡くなってしまうなんて夢にも思いませんでした。
さくら先生の訃報を伝えるスポーツ紙には「まる子」が大きく載っていましたね。
作者が亡くなったというより「まるちゃんが死んじゃった」という感覚になりました。
実際『ちびまる子ちゃん』は、もともとエッセイ漫画ですから、さくら先生が小学生時代の日常が描かれているわけですから、余計にそう感じるんですよね。
もちろん今も、日曜日の夕方6時になれば毎週「まるちゃん」には会えるわけですが、ただ楽しく見るだけでなく、なんとなく寂しかったり、切なかったりする感情が湧いてきちゃいますね。
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ときめきトゥナイト
こちらもアニメ化されてました。覚えてる方いますか?
「魔界人」家族が人間界で生活するうちに、吸血鬼の娘・江藤ランゼが同級生の真壁君に恋しちゃう物語でした。
魔界人が人間に恋なんかしちゃダメという禁断の恋の物語だったはずが、実は真壁君が魔界の王子だったみたいな話なんですが、けっこう壮大なストーリーでしたね。
世代が変わって、二人の子供たちが主人公になって言ったりもするんですが、やっぱりランゼと真壁君が主人公のお話が面白かったです。
子供ながらに、この作品で初めて「無償の愛」という言葉を知りました。
「前世」とか「来世」という考え方にも、この作品で出会いました。
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月の夜 星の朝
これはたぶんアニメにはなってないですよね?知ってますか?
バスケットボールをやっている遼太郎くんとりおちゃんの恋愛を描いた作品でした。
バスケマンガと言えば『スラムダンク』を思い浮かべる人が多いと思いますが、わたしはバスケと言うとこの『月の夜星の朝』が浮かんでしまします。
まだ、日本人がNBAでプレーするなんて夢の夢みたいな時代に、本場で活躍する遼太郎くんの姿が描かれているこのマンガは、なんだか切なくて、かっこよかったですね。
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まだまだいろいろあったよね
分類できないけど、思いつくままにもう少し書いていきたいと思います。
愛してナイト
アニメ化されてました。覚えている人いますかね?
あまり詳しくは覚えてないんですが、ロックバンドをやっている男の子に恋してします女の子が主人公だったやつですよね。
ジュリアーノっていうデブ猫が出てました。エンディングソングもジュリアーノのことを歌ってましたね。
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パタリロ!
かなりシュールな作品だったので、子供向けな感じではなかったような気がしますね。
最近、加藤諒さんが舞台でやってましたね。まさに『パタリロ』になりきっていてびっくりしました。
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はいからさんが通る!
アニメ化もされていたし、南野陽子さんが主演で映画化もされましたね。
最近また映画化されたんだか、されるんだかしましたっけ?
ちょっとだけでてくる「お引きずりさん」とか「酒呑童子」とかも好きでした。
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ベルサイユのばら
言わずと知れた宝塚の名作ですが、マンガとアニメが先ですよね。
主人公のオスカルは架空の人物ですが、フランス革命の勉強にもなりましたね。
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あさきゆめみし
高校の古典の授業で源氏物語を習っている頃に読んでましたね。
中身はちょっと過激な部分も無きにしも非ずでしたが、ちゃんと源氏物語を描いているので、物語の全体像をつかむのにも大変役に立ちました。
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おわりに
マンガやアニメで、本当にいろんなことを学べたと思います。面白く読んだり見たりしているうちに、自然と知識とか、人との距離感とか、大事なことをたくさん教えてもらいました。
大人になってからは、なかなか人生に影響を与えるような作品には出会いにくくなりますが、たま~に昔好きだったものを思い出すと、そういえば…そんな気持ちで読んでたなぁとか思ったりして、初心を思い出したりもします。
子供の頃に読んでいたマンガ本たちは、ほとんど全部処分してしまっているので手元に残っているものはありませんが、古本などで売られているのを見ると思わず手に取ってみてしまいますよね。
大げさではなく、今の自分の考え方や、生き方の基礎となっているのは、あの頃に出会ったマンガたちだったかもしれません。