残業時間を減らされて怒っている人たちがいる!?世の中とは真逆の声?もっと残業させろ!?
働き方改革が叫ばれ始めて、
昨今の労働事情は少し前と比べて
だいぶ変わってきましたよね。
そんな中、みなさんの身近で
残業時間が減らされて怒っている人
もしくは困っている人はいませんか?
世の中の動きとは真逆の悩みを
抱えている人たちも、確かに存在
するんですよね。
目次
- 残業時間の上限は何時間?いつから、そうなった?
- 年々厳しくなってくる規制!われわれ労働者のためのはずだけど…
- 基本給の良い所に転職するか、副業を始めるか!?
- 幸せになる道は人それぞれ!?自分の道は自分で決めよう!
残業時間の上限は何時間?いつから、そうなった?
さて、現在のところ、残業時間は
何時間まで許されているのでしょうか?
まず、会社が従業員に時間外労働させる
場合には、労使間で36協定が結ばれて
いなくてはなりませんが、
そこらへんには問題が無かったとして、
という前提で。
一日8時間、週40時間を超える時間外労働は
月45時間、年360時間が上限となっています。
ただし、建設事業、自動車運転の業務、医師
などは例外で、一般的な労働者とは別の
基準が設けられています。
もっと細かくも決められていて…
一般労働者の場合
1週間で15時間まで。
2週間で27時間まで。
4週間で43時間まで。
1ヶ月で45時間まで。
2ヶ月で81時間まで。
3ヶ月で120時間まで。
1年間で360時間まで。
となっています。
これは、平成10年に告示された
時間外労働の限度に関する基準で
定められています。
年々厳しくなってくる規制!われわれ労働者のためのはずだけど…
さまざまな問題が浮き彫りになってきて
「もっと休みを!」
「労働時間が長すぎる!」
「ゆとりのある働き方を!」
という風潮になってきましたよね。
働きすぎて、身体や精神を壊してしまっては
元も子もありませんし、そんなことで
命を落としてしまうなんてことが
あっていいわけはありません。
しかし、こういった時代の流れに
ついて行けない人たち、というのも
確かに存在しています…
私の勤めていた会社では、労働組合が
「もっと残業させてくれ!」と
会社側と交渉するという
世間とは真逆の動きがありました。
会社には、労働監督署などからの通達や
監査などが入ったりして、
時間外労働を短く規制する動きが
ここ数年、スピードを増しています。
会社は、国の方針にのっとって…
というか、そうしないと営業できなく
なってしまいますから、
今の社会の動きに合わせて、
どんどん残業時間を減らしていく方針を
とっているわけですが…
そうなると・・・
当然、残業代がなくなる分だけ
お給料は減るわけです。
これでは生活が成り立たない(+o+)
そういう声を上げる従業員の方々が
たくさんいました。
今まで残業代ありきで生計を立てていた
人たちにとっては、本当に深刻な事態
なんですよね。
きっと、普通の労働組合は
「働かせすぎだ!」
「残業時間を減らしてくれ!」
と訴えるのだと思うのですが、
ウチの会社は、まったく逆で
労働組合の方たちが
「こんなに残業時間を減らすのはおかしい!」
「休日出勤を、もっと増やしてくれ!」
という要求をしていました。
そうは言われても、会社側としては
国が決めた基準を守らないわけには
いきませんから…
交渉は平行線のまま…
というか、組合側の要求が通るはずもない
のですけどね…。
基本給の良い所に転職するか、副業を始めるか!?
残業で稼ぐことができないとなれば、
あとはもう、残業しなくても大丈夫なくらい
基本給の良い転職先を探すか…
もしくは、本業が終わったあとや
休みの日に何か副業を始めるか…
選択肢は二つに一つしかないような気も
しますよね。
でもこれは、そう簡単にできることでは
ありません。
特に家庭を持った、ある程度年齢のいった
方々にとっては、なかなかハードルの高い
険しい道ですよね。
本業が終わった後に、また別の職場で
働くというのは…
本業以外の仕事を、また一から勉強したり
新しいことを覚えなくてはならない…
というのも大変ですし
肉体的にも、精神的にも
ただ「稼ぐ」ということだけに縛られて
追い込まれてしまいそうで…
ちゃんと、本業を持っているのに
「お金」のために別の仕事もしなければ
ならないなんて…
それじゃあ、働き方改革が全く意味を
なさないですよね。。。
働きながら転職活動をするというのも
大変です。
それで本当に、今よりお給料の良い会社が
見つかるのなら良いのですが、
現実はそんなに甘くないですよね。
今いる会社で、今まで自分がやって来たこと
が認められて、お給料が上がっていく
というのが労働者側としては一番良いの
ですが…
中小企業なんかだと、
経営側もいっぱいいっぱいだったりするので
なかなか理想通りには、ことは進みません…。
幸せになる道は人それぞれ!?自分の道は自分で決めよう!
現実社会は厳しいですね。
会社や国、行政に頼ってばかりいても
本当の幸せには手が届かないかもしれません。
真面目にコツコツ、一生懸命に目の前の
仕事をしていれば、自動的に幸せになれる
というわけでは、(残念ながら)ありません。
世の中や会社の仕組みが、予期せぬ変更を
した場合でも、わたしたちの人生は続いて
いくわけで…
とにかく、この世界で生きて、幸せになる方法
を自分なりに探していくしかないですよね。
残業代が稼げなくなったからと言って
ただ会社や政府に対してブーブー文句を
言っているだけでは何も解決しないのです。
残業時間が減って、お給料も減ったけれど
自由に使える時間が増えて、
「今まで出来なかった何か新しいことを
始めてみる気になった!」とか
「むかし頑張っていて、途中で辞めてしまって
いたことを、もう一度やってみよう!」とか
そういう前向きなことを言葉に出して
言ってみるヽ(^。^)ノ
というのも一つの手かもしれません(^.^)
言霊って、
ホントにあるらしいですからね(^_^;)
不満や文句を言う代わりに
前向きなポジティブ発言で自分自身を
奮い立たせて
会社や世間を変えるのではなく、
自分を変えてみたほうが
幸せになれる道を見つけられるのかも
しれませんよ(^_-)
保険を見直してみるのも、一つの手かも(*^^)v